
皆さんこんにちは!
龍輝物流です。
~物流をつなぐ~
デバンニング業は、これまで人の力を中心に行われてきた仕事です。
しかし物流業界では今、
自動化。
デジタル化。
省人化。
物流効率化。
安全管理。
が大きなテーマになっています。
では、物流ロボットや自動化設備が増えれば、デバンニング業は必要なくなるのでしょうか?
実際には、そう単純ではありません。
コンテナ内部の貨物は、
箱サイズが違う。
積み方が違う。
重量が違う。
輸送中に崩れている。
など、毎回同じ状態ではないからです
完全に規格化された工場内作業と違い、現場判断が必要なケースが多くあります。
そのため今後は、
人による判断力+機械による省力化
を組み合わせたデバンニングが重要になっていくでしょう。
今回は、これからの国際物流という視点から、デバンニング業の需要について詳しく見ていきます。
日本は海外からさまざまな商品を輸入しています。
原材料。
食品。
家具。
衣類。
家電。
雑貨。
機械部品。
商品がコンテナで輸送される限り、到着後には必ず荷下ろしが必要です。
コンテナ輸送が存在する限り、デバンニングという工程そのものがなくなるわけではありません
むしろ輸入品の種類が増えれば、扱う貨物も多様になります。
港周辺には、
コンテナヤード。
倉庫。
物流センター。
があります。
港から搬出されたコンテナを倉庫へ運び、そこでデバンニングします
港湾地域では一日に多くのコンテナが動くため、
安定した作業人員。
スピード。
が必要です。
国際港湾を持つ地域では、デバンニング業が物流産業の一部として重要な役割を担います。
デバンニングは港のすぐ近くだけで行われるとは限りません。
コンテナをそのまま内陸の物流センターまで運び、そこで開封する場合もあります。
大型ECセンター。
家具倉庫。
小売物流センター。
などです
つまり港湾地域だけでなく、全国の大型物流拠点で需要があります。
コンテナから箱を取り出す作業は身体への負担があります。
そのため、
搬送ベルト。
昇降機器。
真空吸着装置。
各種荷役補助設備。
などを使って負担を減らすことができます
完全自動化できなくても、
人が箱を持つ距離を短くする。
運搬を機械化する。
ことで生産性を高められます。
今後のデバンニング業では、省力化設備を使いこなす力も重要になります。
デバンニング作業では、
作業開始時間。
終了時間。
作業人数。
コンテナ番号。
貨物数量。
破損。
などの情報があります。
これらを紙ではなくスマートフォンやタブレットで管理すれば、リアルタイムに共有できます
物流管理者は、
「今何本目を作業中か」
「あと何分で終わりそうか」
を把握できます。
作業可視化によって、後工程も計画しやすくなります。
コンテナを開けた瞬間に荷崩れしている場合があります。
以前なら、
写真撮影。
後から報告。
だったものを、
スマートフォンで撮影。
すぐ管理者へ送信。
という対応ができます
輸入元や荷主への連絡も早くなります。
デバンニング会社には、作業だけでなく報告スピードも求められるようになります。
例えば、
A商品のコンテナは3名で120分。
B商品は4名で90分。
とデータを蓄積すれば、次回の人員配置を予測できます
過去実績から、
必要人数。
想定作業時間。
を計算しやすくなります。
勘だけではなくデータを使って人員配置を最適化することで、収益性と作業効率を高められます。
デバンニングは体力仕事だからこそ、作業環境改善も重要です。
夏場の暑さ。
冬場の寒さ。
粉じん。
におい。
貨物によってさまざまな環境があります。
送風機。
スポットクーラー。
休憩管理。
防塵対策。
などを整えることで、安全に働ける環境をつくります️
人材確保のためにも、作業環境は重要です。
物流会社が外注先を選ぶとき、
価格。
人数。
だけを見るわけではありません。
事故が多い会社は利用しにくくなります。
そこで、
安全教育。
作業前確認。
保護具。
フォークリフト動線管理。
などを徹底します
「安心して現場を任せられる」
という信頼は長期契約につながります。
デバンニングでは新人がいきなり高い生産性を出すことは簡単ではありません。
持ち方。
腰への負担を減らす姿勢。
荷崩れ対応。
パレットへの積み方。
フォークリフトとの連携。
などを学ぶ必要があります
教育マニュアルや研修制度を整える会社は、人員を増やしても品質を維持しやすくなります。
人材育成力も競争力です。
デバンニングは輸入貨物を降ろす作業ですが、反対にコンテナへ貨物を積む「バンニング」という仕事もあります。
輸出入を行う物流企業からすると、
輸入時はデバンニング。
輸出時はバンニング。
の両方を同じ会社へ任せられると便利です
サービス範囲を広げることで、継続的な法人契約につながります。
荷主企業が本当に必要としているのは、
「コンテナを空にしてください」
だけではありません。
商品を、
降ろす。
数える。
検品する。
仕分ける。
パレットに積む。
倉庫へ渡す。
ところまで終わらせたいのです。
そこで、
デバンニング+検品+仕分け
をまとめて請け負うサービスに需要があります✨
単純な荷役作業から、物流工程の一括請負へサービスを広げられます。
物流業界では、トラックの待機時間を減らすことが重要です。
デバンニング作業が始まるまで長時間待つ。
作業終了まで何時間もかかる。
となれば、ドライバーの一日の運行効率が下がります。
予約時間に合わせてスタッフを配置し、すぐ作業開始できれば、トラック回転率向上にもつながります
デバンニング効率化は運送会社にもメリットがあります。
物流企業ではコンテナが毎月、毎週入ってくる場合があります。
一度だけの依頼ではなく、
毎週月曜日。
月50本。
年間契約。
という形です
作業品質や人員配置が安定していれば、
「デバンニングはこの会社に任せる」
という長期契約につながります。
継続取引を獲得できることが、デバンニング業の大きな特徴です。
これからのデバンニング業には、
箱をコンテナから出す
だけではない価値が求められます。
安全管理。
人員手配。
検品。
仕分け。
写真報告。
作業データ管理。
バンニング対応。
さまざまなサービスを組み合わせることができます✨
物流会社が求めているのは、
作業員そのもの
ではなく、
入荷工程を予定通り、安全に、効率良く終わらせること
です。
その目的まで理解して対応できる会社は、単なる荷役会社ではなく物流パートナーになります。
国際物流、EC、輸入販売、物流倉庫が存在する限り、デバンニング業はこれからも重要な役割を持ち続けるでしょう。
そしてデジタル化や省人化が進むことで、さらに効率的で専門性の高い物流サービスへ進化していくことが期待されます