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月別アーカイブ: 2025年4月

第6回デバンニング雑学講座

皆さんこんにちは!
龍輝物流、更新担当の中西です。

第4シリーズ:デバンニングの重要性
第6回テーマ:「デバンニング品質向上のためのPDCAサイクル活用法」

デバンニング作業の品質と効率を継続的に高めるには、PDCAサイクル(Plan→Do→Check→Act)の徹底が不可欠です。今回は、各フェーズでの具体的な取り組みポイントをご紹介します♪


1. Plan(計画)―標準作業手順と目標設定

  • 作業標準書の整備

    • 各コンテナタイプ・貨物形状ごとに手順書を作成

    • 安全チェックリスト、作業時間の目安、必要工具・機材を明記

  • KPI(重要業績評価指標)の設定

    • 平均デバンニング時間、貨物破損率、作業員の安全インシデント数など

    • 目標値を数値化し、全員で共有


2. Do(実行)―標準化された作業の徹底

  • 教育・訓練プログラム

    • 新人研修では標準手順のOJTを実施

    • 定期的にリフレッシュ研修を行い、手順のブラッシュアップ

  • 現場モニタリング

    • スーパーバイザーによる巡回チェック

    • モバイル端末でリアルタイムに作業進捗を記録


3. Check(評価)―データ収集と分析

  • 定量データの活用

    • KPIの実績を週次・月次で集計

    • 平均時間や破損率の推移をグラフ化し、傾向を可視化

  • 定性フィードバック

    • 作業員からのヒヤリハット報告や改善提案を定期的にヒアリング

    • 安全ミーティングで事例共有


4. Act(改善)―改善策の実施と標準化

  • 改善ワーキンググループ

    • データとフィードバックをもとに、課題ごとに改善策を検討

    • 例:積み付けパターンの見直し、道具配置の最適化

  • 手順書・マニュアルの更新

    • 改善策を反映し、新たな標準手順としてドキュメント化

    • 全作業員への周知徹底と研修実施


まとめ—PDCAで品質と効率を持続的に向上

  1. Plan:明確な手順書とKPIで目標を設定

  2. Do:教育・巡回で標準作業を徹底

  3. Check:定量・定性データで現状を正確に把握

  4. Act:改善策を迅速に実施し、手順に反映

PDCAサイクルを回し続けることで、デバンニング品質は着実に向上し、物流全体の信頼性と効率化が実現します。龍輝物流では、この手法を現場に定着させるサポートを行っております。ぜひ一緒に次世代のデバンニングを目指しましょう!

詳しくはこちら!

 

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第5回デバンニング雑学講座

皆さんこんにちは!
龍輝物流、更新担当の中西です。

第4シリーズ:デバンニングの重要性
第5回テーマ:「最新ツールとテクノロジーで進化するデバンニング」

デバンニングの効率化と安全性向上には、人手だけでなく最新の機器・システム導入が不可欠です。今回は、現場ですぐに使えるツールや先端テクノロジーの活用事例をご紹介します♪


1. 電動リフター・パワーアシストスーツ

電動リフター

  • 特徴:電動油圧で荷物を持ち上げ、所定の高さまで自動で昇降

  • メリット:重量物の取り扱い負担を大幅に軽減し、腰痛リスクを低減

パワーアシストスーツ

  • 特徴:着用するだけで腰や腕の負担をサポートするウェアラブルデバイス

  • メリット:繰り返し作業でも疲労を軽減し、長時間の作業に強い


2. 画像認識&AIによる貨物自動仕分け

AIカメラシステム

  • 用途:コンテナ開口部に設置し、積荷の種類・位置をリアルタイムで認識

  • メリット:作業前に最適な取り出し順序を自動生成し、無駄な動きを削減

ロボットアーム連携

  • 用途:AIが指示した位置からロボットアームで自動ピッキング

  • メリット:手作業不要の自動化エリアを構築し、24時間稼働が可能


3. AR(拡張現実)グラスによる作業支援

ARグラス

  • 用途:視界に貨物リストや取り出し手順をオーバーレイ表示

  • メリット:ハンズフリーで情報を参照でき、ミスを減らしつつ作業スピードを向上


4. IoTセンサー&クラウド管理

荷姿・環境モニタリング

  • 用途:温度・湿度・衝撃センサーをコンテナ内に設置

  • メリット:輸送中から開封後まで、貨物の状態をクラウドで一元管理

スマホ/タブレット連携

  • 用途:現場の作業指示や進捗状況をリアルタイムに共有

  • メリット:リモート管理者と現場がシームレスに連携し、迅速な意思決定を実現


まとめ—テクノロジーでデバンニングを次のステージへ

  1. 電動リフター・パワーアシストスーツで作業負担を大幅軽減

  2. 画像認識&AIでピッキング順序を最適化し自動化エリアを構築

  3. ARグラスでハンズフリー作業支援、ミスを削減

  4. IoTセンサー&クラウドで貨物状態と進捗を一元管理

龍輝物流では、これら最新ツールの導入支援から現場トレーニングまでトータルでサポート。安全・効率・品質を兼ね備えたデバンニングを実現いたします!


次回は第6回として、**「デバンニング品質向上のためのPDCAサイクル活用法」**をご紹介します。継続的改善でさらに高いレベルを目指しましょう!お楽しみに!

詳しくはこちら!

 

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